「Just do it!」の限界!?─Y社長のリアル

こんにちは!
ストックビジネスアカデミーの熊谷です。

前回は、ストックビジネスに必要な【問い】。
その前は【逆張りの発想】について、ご紹介してきました。

自身がそれをやりたいのか?
やり続けられるのか?

そして、大きな変化が迫ってきたとき…

変化とともに変わるものに焦点を当てるのか?

または…

変わらないものに照準を絞っていくのか?

この、どちらの「立ち位置」で考えるのかによって
ビジネスの進め方は大きく違ってくるという内容でした。

実はこの問いと逆張りの発想は、どちらもSBAが大切に
してきた【長期的視点】と密接な関係があります。

長期的にみていくら有望な市場であると分かっていても
経営者自身に組む意思がなければ恐らく事業はうまく
いきません。

そしてEV(電気自動車)時代の到来にむけて、新たに
生まれる市場を奪われることなく「タイヤ」という
既存のビジネスに着目するのが逆転の発想です。

今回は、これらをふまえながらこの長期的視点の役割や
具体的な活かし方についてお伝えしたいと思います。

SBAの会員で、クラウドファンディングを得意とする
Y社長は、これまで様々な事業を手掛けてきました。

その際、やってきたのは…

既存のビジネスモデルをただマネること

だったそうです。

まず「Just do it」でやってみて、ダメならやめるという
トライアンドエラーの量産をしていたに過ぎなかったと
Y社長は当時を振り返ります。

トライアンドエラーなかPDCAを物凄い勢いで回して、
改善し続けるY社長の事業は成功を収めます。

けれども、上手くいっている既存のビジネスモデルでも
それをマネてるだけだと、どうしても短期的視点に陥りがち。

さらに、上手くいっていることと自分のやりたいことが
一致していなければ継続性がないことはお伝えしてきた
通りです。

くわえて、上手くいっていることは真似ることはビジネスに
おいてひとつの正解ですが、順張りも順張り。

そこに待つのは競争の激しいレッドオーシャンの可能性さえ
あります。

要するに、長期的視点を自分ができること、やりたいことと
世の中の流れを逆張り思考を含んだ俯瞰的にみる【羅針盤】に
していただきたいというのが今回お伝えしたいことなのです。

SBAにはオリジナルの「長期的視点気づきシート」という
ワークシートがあります。

これのシートを手に経営者同士がそれぞれの視点から
意見交換をしあう本気のワークを行います。

すると自分の希望やできることの「プロダクトアウト」から
市場や顧客が求めているの「マーケットイン」へと思考の
焦点が変化していきます。

もちろん、短期的思考で一気に稼ぐことが悪いわけでも
ありません。

ただストックビジネスを目指すならば、自分の興味や
得意分野と世の中の流れを逆張り的に俯瞰して独自の
立ち位置で事業を進めてください。

長期的視点はその場所に導いてくれる「水先案内人」
として役立ってくれるはずです。

 

それでは今日も仕事を楽しみましょう エンジョイ(^^♪

 

ストックビジネスアカデミー

運営者 熊谷 美威(みのる)でした。

 

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