9月20日台風が四国を通過しているころ
東京にて初のストックビジネス現場見学ツアーを開催しました。
本日は、その反省から見えた事の報告です。
今日は急遽マレーシアから書いています。
何をしているかといいますと、国内のストックビジネスを
さらに強靭化するためチューニングする商品の完成度を
確認に来たんです。
この内容は11月に発表します。
さてストックビジネス現場見学ツアー当日は
幸いにも小雨程度で進行には影響なく無事皆様をお迎えする
ことができました。
見学コースは
13:00~13:45 「インスクエア池袋」の見学
14:00~14:30 「天狼院書店」の見学
14:45~15:30 「アットビジネスセンター」の見学
「カフェ・インスクエア」の見学+試食
15:30~16:30 大竹啓裕による特別解説講座
このような流れだったのですが、なぜここを見る必要が
あるのか、またここにどんな「隠れたお宝(チューニングの内容)」
があるかを見学しながら回って、最後に解説をしました。
「後から意味がわかった」、「その隠れたお宝(チューニングの内容)を
先に教えて欲しかった」 というアンケートまで頂いてしまいました。
ほんとうに反省しました、折角ご参加いただきながら
100%満足いただけなかったとは申し訳なく思います。
改善した後を見てもわかりにくいのはそのとおりですので
まず先に全部のネタを出してから回った方がいい。
ストックビジネスはスポットの売上を上げる事に比べて
手間がかかります。でも一度出来てしまうと収益も10年
くらいは安定して、実はコストも下がって利益も出やすいので
手間が掛かってもフロー(スポット)の事業に比べて数十倍の
利益が期待できます。
チューニングが9割
ストックビジネスはつくり方がわかれば出来ます。
現に私と10年以上交流のある経営者や社員は普通に
みな作っています。
最初の頃は私のことを「ちまちまやってるな。」としか見て
いなかったと思いますが、3年経てば必ず利益が逆転してくるの
で、それ以降は友人と飯を食いながら勉強会をやっていました。(笑)
どっちが先に上場するかなんて競争していたIさんは、
業界一位の一部上場企業になっています。
そのやり方を簡単に言いますと。
まず最初にリノベーションシートで事業の価値を明確にして
長期的なコンセプトを作ります。
次に、
収益ユニットで長期的なコンセプトを提供する具体的な
商品サービスを作ります。
次は、
収益シミュレーターで3年後、5年後の利益を予測して、
これは行けそうだとなったらサービスを開始します。
もう事業を始めたら商品をどんどんストックビジネスに
チューニングして、結果的に強靭なストックビジネスに
仕上げるんです。
収益シミュレーターで先の利益が見込めないなら、
もう一度商品設計するか、諦めます。
実は、この諦めるというのもとても大事な考え方、
やる前からうまくいかなそうなら、その時間は無駄ですから
違うコンセプトか、違う商品に変えた方がいいです。
当たり前ですよね、
これで3年以上人生を無駄にしなくて済みます。
適当に夢のような数字を追って社員を入れたら
恐ろしいですから。
さてここからが重要ポイントなんですが、実行すると
予定通り粗利がないか、数が増えないか、継続しないか
どれかが必ず起こります。
私はもう100%そう思って始めるのでこのタイミングでは
まだストレスはないのですが、皆さんここで悩むようです。
実際にはここからチューニングの連続で、
完成するかどうかの9割はチューニングで決まります。
実は、今回の見学ツアーの見所は見学する事業すべてが、
作った時にはストックビジネスとして問題がありながら
何回か分からないくらいのチューニングを繰り返して
強靭なストックビジネスに変えて来たという
まさに「チューニングの見学ツアーなんです。」
申し訳なかったのは、この説明を先にしていなかったことです。
今回は猛反省を致しまして、最初に趣旨を説明してから、
チューニングの確認箇所を解説をしながらご案内
しようと思います。
今回の失敗も
チューニングの一つということでご容赦下さい。
それを踏まえて、
26日(月曜日)第2回ストックビジネス現場見学会を開催いたします。
今回の台風の影響で、遠方からのお客様が直前に来られなくなって
しまいました。
飛行機が欠航ですからやむを得ないので、お話したところ振替で
10月に第3回を開催することとなりましたので
こちらもまた次回お伝え致します。
※当イベントは【終了】いたしました。
ストックビジネスにご興味のある方はコチラを
ご覧ください!