
先々週、「AIの未来」という題名でメルマガを
お届けしたところ、早速読者の方からご相談を
いただきました。
やはり、AIへの注目度の高さを実感します。
さて、この“ホットなAI”について、
「これまでメルマガではどのような内容を
お伝えしてきたのか?」
を振り返ってみたところ、約2年前に開催した
「体験型IT講座」の開催報告が目に留まりました。
当時は、『ChatGPT』にこの講座へと参加を募る
案内文を作ってもらい、それをさらに
「スティーブ・ジョブズ風に書き換えたらどうなるか?」
という、少し遊び心のある内容でした。
当時はAIに楽しく触れてもらい、慣れ親しんで
もらうことが目的の講座でしたので、正解だったと
思います。
けれども、現在はもう“体験”のフェーズではなく、
“実践”のフェーズに入っています。
そこで今回、あらためて当時とまったく同じ質問を
AIに投げかけてみることにしました。
その結果がこちらです。
―始まり―
いま、経営者が最も注目すべきツール――それが
「ChatGPT」です。
単なる“自動応答”の域を超え、営業資料の作成、
企画立案、マーケティング分析、採用広報、社内教育など、
まさに“右腕”として活用できる時代が到来しました。
本セミナーでは、ChatGPTを経営の現場で
使いこなすための具体的な方法を、最新事例を
交えながらご紹介します。
「AIを使う側の経営者」になれるのか否か――
その分かれ道は、今ここにあります。
―終わり―
そして、こちらが約2年前のAIの回答です。
―始まり―
新しいビジネスの世界では、テクノロジーを
活用した人工知能が重要な役割を果たしています。
その中でもChatGPTは、最先端の自然言語処理
技術を駆使し、会話や文章生成において優れた性能を
発揮しています。
このたび、経営者向けのコミュニティでChatGPTを
紹介するセミナーを開催いたします。
ChatGPTを活用することで、ビジネス上のさまざまな
課題に取り組むことができます。
例えば、お客様との会話の自動化や、社内文書の自動生成、
機械翻訳など、さまざまな場面で役立ちます。
またこのセミナーでは、ChatGPTの活用事例や最新の
技術動向についてもご紹介いたします。
皆さまのビジネスにおいて、ChatGPTがどのように
役立つのか、ぜひこの機会にご確認ください。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
―終わり―
いかがでしょうか。同じ質問を投げかけているにも
かかわらず、内容は大きく変化しています。
以前の回答では「ChatGPTとは何か?」という説明が
中心でしたが、今回の回答では、“AIを知っている”
前提に立って、
・営業資料の作成
・企画立案
・マーケティング分析
・採用広報
・社内教育
など、実務レベルでの活用が、明確に示されるようになって
きているのです。
以前、あるインフルエンサーが
「各会社に“AI担当”という部署や役職ができる」
と話していました。
これは、かつてコンピュータの導入とともにシステム部門が
誕生したのと同じように、AIの活用を推進する専門的な役割が
社内に必要になってくる、ということを意味しています。
メルマガやブログ原稿の作成など、一部の業務にAIを活用
されている方もいらっしゃるでしょう。
それだけでも、すでに大きな効率化が実現できているはずです。
しかし、その段階は“通過点”でしかありません。
いまは、ChatGPTが示した通り、AIを「業務の補助」ではなく、
経営の“右腕”として活用するフェーズに入っています。
一歩踏み込んだ、全社的なAI活用を進めるべき時が来ているのです。
「あなたの会社に、AI担当はいますか?」
そしてChatGPTは
「AIを使う側の経営者」になれるのか否か、
――その分かれ道は、今ここにあります。
と私たちに警鐘を鳴らしてくれています。
自社のAI活用について気になる方は、ぜひ無料診断を
ご活用ください。
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