セブンが老害だとかいろいろ言われる中で鈴木会長が
辞任しました。
また一人天才が現場を去るのは残念でなりません。
セブン&アイHD鈴木会長の辞任劇は物議を呼びましたが
ジャーナリスト 勝見 明氏の手記に私は納得しました。
鈴木氏は昔から変わらぬ判断基準で行動していて、
今回の社長退任案も全く特別なことではないという
未来から今を見る
結論はこうです。
今の社長の伊阪氏の業績、5期連続最高益を更新
したことを評価して、社外取締役は続投を支持
つまり、
過去の成績で今を判断するという普通の発想です。
でも鈴木氏は違った。
「鈴木氏の思考法の大きな特徴は、常に未来に起点を置いて
発想することにある。過去や現在の延長線上で考えるのではなく、
未来に目を向けて、可能性やあるべき姿を見いだしたら、そこ
から顧みて過去や現在を否定し、目の前の壁を打破して、実現
していく。」
(引用:プレジデントオンライン )
この未来からの発想から、常識を超えたセブンの成功があって
コンビニ初のおにぎり発売やCD設置などの実現には
周囲の反対を押し切るこの「未来志向」があったわけですね。
将来のあるべき像から逆算して社長は誰がやるべきかを
考える鈴木氏と、
今の成績(5期連続最高益)を評価して誰に社長を
任せるべきかを考えた社外取締役
未来を考えた時に今どう手を打てばいいかを決め
ていた過去のセブン。
理解したつもりでも使えなければ意味がない
「大竹さん、それはセブンのような大きな会社の話ですよね
中小でも意味あるんですか」
私も一瞬はそう思いました。
でもメンターが私に教えてくれた長期的な考え方だと
手応えを感じます。
「1、2年先のような短期で考えるんじゃなくて、
10年先を考えて判断してください。
そしてその判断の仕方を文字やテキストに残してください。
これから大竹さんが残すものは、子供たちが成人するときに
見つけて学び、財産のように代々引き継ぐレベルのものな
んだと意識してください。」
これは昔から日本の自営業に近い考えですよね。
私は、この話を聞いた時に、「未来からの発想」「長期的な考え方」
の使い方に気づいたんです。
理解したつもりでも使えなければ意味がない。
社長にはメンターが必要だと常々言っていますが
こういう時にあらためてそう思います。
それも仕事の種類ごとに複数人いたほうが良い。
そして、
メンターから学んでも、練習をしないと身につかない。
「未来からの発想」は長期に考えるストックビジネスと
同じ思考です。次回公開練習、はこちら
さて今回の公開練習のテーマはカメラマン、写真家。
カメラ撮影を業とする方が未来志向で考えるとなにが
出来るか?
みなさんも考えてみてください。
5月9日公開練習やります。
もうすぐです。
考えて悩むより、仲間の事例から感じる気づきがあります。
ぜひ参加して下さい。
【第2回ストックビジネス実践会】
期 日:5月9日月曜日
時 刻:19時~21時 開場18:30
人 数:定員18人まで
場 所:池袋駅前 カフェ・インスクエア貸切
料 金: 一般の方:参加費 10,000 円(税込)
2回目以降:参加費 8,000 円※リピート割引
インスクエア利用会員、人生計画フォーラム会員の方は
各主催者までお問い合わせください。
申し込みページはこちらから
◇前回の実践会開催の模様はこちら