皆さん、こんにちは!
ストックビジネスアカデミー運営者の熊谷です。
会員さんとの共創プログラムを初めて
はや3年は経ったかとおもいますが、
共創についてSBAがまとめたものが
ありますのであらためて共有したいと
おもいます。
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共創が必要な背景
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良いサービスを作れば成功する時代ではなくなってきた
たとえ、一時的に成功してもそのあとが続きにくい
製品寿命、サービスの鮮度が短くなったと思いませんか?
そうです、これこそが単独一社の頑張りだけでは
立ちいかなくなった背景です。
いかに早く、価値あるサービスを作り上げ
その仲間を増やしていけるか?
優先順位をここに定めると、自社だけでやる
のではなく「共創する意味」が見えてきます。
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協業と共創の違い
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業務提携、アライアンス、パートナーシップ
協業といった、似たような言葉が沢山あります
今更ですが、
協業と共創というのは何が違うのか疑問がわきませんか?
私は今まで協業はしてきたつもりでしたので、なにか
しっくりきませんでした。
調べてみると
協業とは、利益を分け合うことが主眼とした関係です。
一方で、
共創とは、当事者それぞれにとっての「共通善」
というような大きな目的に向かい、異質な才能が
集まり知恵を出し合うこと。
つまりお互いがこうすれば一番いいとわかっていて、
自分だけではなし得ないことを共通目標にする
ことから始まります。
◆お客様と作る共創
提供者がお客様と一緒になって新しい
価値を作るタイプの共創モデルになります。
例えばSBAで取り上げた美容室の定額
サービスMEZON( https://mezon.jocy.jp/)
は、美容院とともに、美容院にとっての最適
なモデルを模索し、お客様にはどんなサービス
で、いくらならこのサービスが受け入れられる
かをひたすら追求して生まれました。
まさにこのタイプですね。
◆みんなで作る共創
同じテーマを共有して、多くの方々や
企業がコンソーシアムのような形で議論したり
知恵を出し合うことで作り上げていくタイプ。
それぞれの役割を見出して自律的に運営する
ので、まとめるのが難しい部分があります。
今や自動車業界のみならずあらゆる業種が参加して
MaaS(※1)が成立する社会実現を目的としたコンソー
シアムを形成しているMONET(※2)などはまさにこの
タイプですね。
※1 MaaS(Mobility as a Service)
※1 MONETコンソーシアム
https://www.monet-technologies.com/news/press/2019/20190328_01
◆企業同士でつくる共創
SBAではこのタイプがこれから爆発的に
増える予感がします。
新しい価値を生み出したい企業が、
自分に不足するものを自覚して
他社と連携協力して、一緒に課題に向き合い
アイデアを出し合いながら新価値を
作り上げる形です。
企業の規模から、格が違うだとか、
業界が違うというような上下関係は
一切作らないことが重要です。
これら3つのタイプの共創がこれから
増えて行くだろうと思われます。
昔のような形でのんびり経営できる時代に戻ることはない
つまり、
共創という考え方を持たない会社は
今までのような競合優位な商品開発だけ
やっていたらどこかで通用しなくなる。
ITが発達したことであっという間に
主役が入れ替わる世界です。
「自分だけは・・」という考えは一旦横に置いて
この共創を成功させるにはどうすればいいかを考
えてください。
寛容さが大事、成果を共有できるか?
共創を行う原点にはオープンという考え方が必要です
1 成果やデータを共有する
2 その成果を加工、又はなにかを追加して価値を高める
3 そしてその成果をまた共有していく
このような1,2,3サイクルを回していくには
「俺だけが・・」という発想を捨てて、
信頼と寛容な心が必要になります。
ストックビジネス実践会に集まる方々の共通点
として、
SBA会員は、まるで自分事のように考えて
一緒になって、相手以上に相手のことを考えます。
まさに共創が出来る素地があります。
今日の内容が皆様の事業のヒントになれば幸いです。
それでは今日も仕事を楽しみましょう エンジョイ(^^♪
ストックビジネスアカデミー
熊谷 美威(みのる)でした。
SBA実践会https://stock-biz.com/jissen2