今年は「ちょこざっぷ」から目が離せない

SBAの熊谷です。

今年はいったい何がくるのか・・・

 

年初に人にあうとこんな話題になりますが、

皆さんは何だと思いますか?先日、週刊ストック

マインドのお題を考えていたときにふと

「ちょこざっぷ」のポスターを見て気になり

ました。

 

「日経トレンディの23年ヒット予想1位!?」

あのライザップが仕掛けていることにも興味

ありますが価格設定、サービスラインナップ

を見れば見るほど興味が湧きました。

 

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まずこの価格の安さ、入会キャンペーン

だけかと思いきや、これが定価なんですね。

後発ではいるのだから、既存市場からお客

奪える価値提供はあたりまえですが、

これでやっていけるのか?

迎え撃つのは、いまではフィットネス業界の

ガリバーになったエニタイムフィットネスです。

エニタイムは昨年3月に国内1,000店舗を超えました。

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エニタイムの価格は地域差がありますが、

だいたい8,000円〜10,000円といったところです。

 

価格は1/3です。気になる投資回収期間を

考えてみたのですが

 

営業時間は共に24時間

 

運営は共に無人

 

そうすると一人当たりの利用時間が気になり

ますだいたい24時間営業のジムで、

1時間30分〜2時間程度のようです

利用時間を解説している記事紹介します



ちょこざっぷは・・・公表どおりなら20分。

 

えっ!それ短すぎない?着替えない、シャワーも

ないなるほどここがポイントです。

 

仮に30分としても1/3以下ですから利用者数を

三倍にできます。

 

小さいので、出店場所はかなり多い気がします。

コロナで閉店跡地も狙えます。

ちょこざっぷには個室の「セルフ脱毛」「セルフ

エステ」が付いて、この価格。食いつく価格設定。

 

私は、集客ではこのセルフ脱毛系は行けると思いますが
先々では、まねされるのであまり興味がなくて、
ここから考えられる戦略が気になります。


ここからはSBAのストック思考で考えます。

 

やめない価格ってご存知ですか?

一般的に月額3,800円を下回ると解約率が下がるそうです。

 

そうすると、ちょこざっぷは継続率が高そうなので、

利用時間比と掛け合せると、優位なのです。

 

仮説では、出店余地もちょこざっぷ優位最後に、

ストック思考で「溜まるものを探せ」です。

 

欲しいのは利用者データなのだろうと思います。

ライザップとエニタイムの大きな違いは、ライ

ザップグループは、沢山のサービスがあって

ちょこざっぷをフロント商品に出来ることかと

思います。

 

ライザップ グループ企業一覧

 

一見自社サービスに関係なさそうでも、

ストック性のヒントは満載です。

 

ここからは一度体験してみて、価値を実感

してみたい。

 

こういう視点になったのもSBAで学んだ成果です。

 

今年も皆様宜しくお願いします。

今日はここまでです。

ストックがあると仕事が楽しくなりますので、

この機会に一緒に学びましょう。

 

SBA実践会 主宰チーム 熊谷 美威(みのる)でした。

 

SBA実践会

 



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