私がいつも考えていることを言います。
今の稼げている事業がいつ終わるだろうか?
あいつ暗いと思われるかもしれません
信じられないかもしれませんが
これが一番です。
(巻末に「これから給料が下がる仕事上がる仕事」ランキングがあります)
大竹さん、今稼げているんだからいいじゃないですか
それに、9割がストックですよね!
たしかに9割がストックですが、ストックビジネスでも
寿命というか、価値の劣化は必ず起こります
お客様のニーズが無くならなくても
競合が増えれば相対的に少しずつ劣化もします
ストックビジネスなので10年以上もつし
ストックなので劣化も突然ではないので
時間的余裕があるから救われているだけです。
「常に次の一手」を持っているかどうかが社長の精神安定剤なので
わたしは「常に次の一手」を考えていくつか用意しています。
この「常に次の一手」を考えることが
「今の稼げている事業がいつ終わるだろうか?」
をいつも思いながらストック思考をフル稼働させている状態です。
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古くなる事業を復活させられるのか
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6月9日のSBA実践会は、
まさにその次の一手を探す方法です。
注文住宅事業と賃貸事業を営む会社が、
社内の限られたリソースを活かして
どの部分のストック性を高めるかに取り組みます。
一見すると古い事業、でもここにも可能性のヒントが隠されています。
あなたも私と同じように危機を感じませんか
「この商売も古くなってきたな」と
どんな事業でも古くなり劣化します
事業は時間とともに古くなり
お客様から価値が認められなくなり廃れていきます。
これがストックビジネスであったとしても
食い止め延命していく必要があります。
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なぜお客様は価値を認めなくなるだろう
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ちょっと価値ってなんだろうと考えてください
お客にとっての価値は2つあります
1つは、なくてはならない物「必要不可欠な価値」
住まいならば建物、電気水道ガス、次に洗濯機
こういう物です
もう1つが「付加価値」、
住宅ならば衛星TV、インターネット等です。
さあ、どちらに今回の答えが隠れていると思いますか
掘り下げていくと気づくことがあります。
例えば建物は老朽化すれば価値が下がり、家賃が下がる
古くなれば価値が下がる
今回は建物が老朽化して価値が低下することに着目!
一見すると夢みたいな話ですが、
今回の社長に書いてもらったリノベーションシート
(ストック思考の構築フレーム)
にはすでに答らしきものが見えて来ました。
私はストック思考の使い方をアドバイスしましたが
私が書いたのではありません
社長自身が書いたものです。
これは、住宅に限らず応用できます。
以下は記事「これから給料が下がる仕事上がる仕事」の一節です。
ここで思うのは、避けられない現実との向き合い方。
20年以内にやってくる現実ならば、
社長にいま必要なのは、「次の一手」を持っているかどうかです。
「常に次の一手」を見つける場所がストックビジネスアカデミーです。
「2024年には全国民の3人に1人が65歳以上になり、’45年には東京都でも3人に1人が65歳以上になるといわれるなか、これからは住宅取得者の数が恐ろしいペースで減っていくのが目に見えています。
同時に空き家が増え続けるので、若い人は新築住宅を作るのではなくて、中古物件をリフォームして住むようになる。そうなれば、新築住宅の市場自体がほとんどなくなることすらあり得る。
当然、住宅メーカーや大手ゼネコンをはじめとして、建築、建設にかかわる仕事の需要は激減する。建築業界はいまでこそ人手不足で給料が高くなっているが、将来は安泰ではない」
引用:「これから給料が下がる仕事上がる仕事」 「週刊現代」2018年5月5日・12日合併号より
「これから給料が下がる仕事上がる仕事」 「週刊現代」2018年5月5日・12日合併号より