同期にして尊敬する仲間。
そうそう生涯に何人もいるものではありません
衝撃の事実、企業の衰退するメカニズムを解明した研究者がいます
そんな彼とのインタビューで確信したことは
会社が永続する仕組みは作るものだという事
ストック思考で目指すところは
「会社が右肩上がりで成長し続ける」
それも経営者の属人性ではなく仕組みでです。
私は起業の道を選んで実践し、思いきり失敗してストックビジネスに救われました。
一方で、
ビジネススクールの同期でその後大学教授の道を
選びながらまったく同じように企業の永続的な
成長を研究した人がいます。
彼は企業が衰退するメカニズムに着目し解明しました。
研究の結果、衰退しない企業を作るにはどう
したらいのか理論を確立したが国立山形大学の
志村勉さんです
レインボーブリッジの設計に携わり、自ら会社経営もし
コンサル関与先企業の成功率85%以上という異色の
大学教授です。
私が稀有な研究者と言い切る志村教授と対談が実現。
白熱の数時間でしたが、まさに志村教授と私はまったく同じ答えに行きつきました。
企業が衰退するメカニズムの反対がストックビジネスの構築と戦略経営。
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■差別化は作るな!
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みなさん差別化をしようとしますね
でも差別化は競合他社との違いのことをいいます。
衰退せず成長続ける会社の特徴は競合他社に
対しての優位性が極めて高く参入障壁になって
いるということです。
それも時間とともにより優位性が際立つ仕組みが出来ている。
そもそも強みは作るものではなく出来るもの
出来上がっていって初めて強みになるんです。
お客様にとって価値のあることを継続的に提供する
ことによって蓄積されるものが強みとなるイメージです。
差別化に傾注していては、いつまで経っても
差別化できないんです。
ライバル企業を見ながら開発競争をすると顧客不在
となり、当然お客様が求めている本質から離れていく
ので差別化にもなりません。
そうなんです
ビジネススクール時代から志村さんとは考え方が
同じでした。
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■やり方を真似るな!考え方を真似ろ!
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私はこう考えます。
まねるなら他社のやり方、つまり形ではなくて、
その成功に至る考え方をまねるべき
一時的な成果には偶然もありますが
永続的に成果を出すという事はそこには思想に
近いものがあるからです。
ストック思考も志村教授の戦略経営もその一つです。
例えば、土壌改良剤のメーカーの場合は、
低価格で攻めてくる中国メーカーに対して
商品を陳列だけしていては、負けは目に見えていると覚悟を決め
お客様の畑の土を持ち帰り、大学と一緒に解析して
適切な土壌改良剤の選別と混合のレシピを提案する
という仕事スタイルに変えた。
そこまでやればだれでもわかるレベルで明らかにおいしい作物が出来る。
そしてこの日ごろ仕事は巨大なデータベースをどんどん積み上げ
ていくことに・・・・・
すると時間とともに圧倒的な優位性、つまり、参入障壁が出来る。
このような志村教授が関与した企業の事例も入れて詳しく解説
今回の対談は気づきの宝庫になっています
「実践企業インタビュー(特別版)」として
4月23日に配信※いたします。お楽しみに。
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