第7回 みんなの夢アワード7 に応援に行きました。
今年はなんと観客数2000人のビックイベントです。
このイベントには思い出があります。
ちょうど今から4年前、震災の翌年に第3回イベントがあり
当時中学と小学の娘を連れて行き、家族で夢に挑戦すること
の大切さを話し合った記憶があります。
ここに来ると純粋な気持ちになれるんです。
さて、今回は7人のファイナリストに日本ふんどし協会
の代表中川ケイジさんが選ばれたので、ストック総研として
応援に駆けつけました。
激戦を勝ち抜いてここまで来ただけでもすごいと思う。
中川さんとの出会いは昨年のストックビジネス実践会に
公開コンサルを受けるクライアントとして登壇して以来
書籍「ストックビジネスの教科書プロフェッショナル」
の中でもストック化の考え方事例として掲載しました。
実は個人的にも、中川さんからフンドシの効用を
説かれてからというもの。私が純粋にフンドシスト
(着用者をフンドシストと言います)として、おしゃれな
フンドシ「しゃれふん®」を毎日愛用しているのです。
アワードではファイナリストの神レベルのプレゼンが続き
どのプレゼンにもスポンサー候補企業が手を挙げていました。
中川さんにも5社のスポンサー企業から手が挙がりました。
おめでとうございます。
中川さんのふんどしの話は、書籍にもあるのでまた別の機会に
書くとして、今回はその参加者の中から2人がとても気になりました。
1人は山本 亮 さん
「里山企業家という肩書きで能登半島に移住して起業したかたです。
東京都(世田谷区)出身、28歳。東京農業大学卒業後、都内の企業
に務めた後、学生時代からゼミ等で縁のあった輪島市三井町へ移住。
2014年より輪島市の地域おこし協力隊として活動中。」
これが公開プロフィールです
里山の古民家を使って里山ホテル事業を展開していこうと
いうプレゼンです。
この事業を聞いたときに、継続性、立ち位置がすぐにみえて来て
私の興味をひいた。
すぐに事業モデルを考えてしまいました。
さあ、
あなたならどうするか考えてみましょう。
(長期的視点)
・宿泊に使える古民家と場所には限りがある
・インバウンドはブームではなく大きなトレンド
・ツアーや食は体験型が伸びる
実践会を経験しているとこれだけでもうイメージ出来ますね。
ここからのアプローチのポイントは需要と供給の間での
あなたの立ち位置です。
そうです、
4分野(貸す・認める・改善する・消費劣化)の視点で
考えると明らかにストック要因が分かるので、
そこを間違わなければストックビジネスになりえます。
里山ホテルというのはリアルビジネスかといえば、施設はリアル
でもその他に集客やコミュニティ運営などリピート対策や
ファン作りはWEBが主体になります。
もうリアルだけのビジネスなんて存在しないと思ったほうがいい
このモデルはクリック&モルタル型のリアルとWEBの組み合わせ
なので参入障壁も同時に作れる利点も見えてきます。
先日、ストックビジネスセミナーで私が展開する事業が不動産や
サービス系なのでリアルなビジネスしかやらないのかという
質問がありましたが、私の展開する事業はすべてリアルとWEB
の組み合わせクリック&モルタル型です。
今やサービス業はバーチャルやWEBを抜きにはありえない
もうリアルだけというのは無いと思ったほうがいい
むしろリアルだけの仕事をしている人には、チューニングの余地が
沢山あるという証です。
これは喜ぶべきこと。
もし表面上無くても、予約管理や受注や運営にITを駆使して
業務効率を上げて価格競争力を作って行く必要がありますから
避けては通れない。
ストックビジネスを構築するRUST構築法では、リノベーション
のあとにかならず収益ユニットを作る過程で業務の標準化が
課題になるのですが、1ユニットだけの状態からストック
ビジネスに転換していくには標準化でコストダウンは必須です。
言いたいことは、
WEBだけでは参入障壁が築きにくく短命に終わって
しまうので、アイデアはいいがストックビジネスにならずに
終わっている例が多いという事実です。
リアルとバーチャルWEBを切り離すこと自体がナンセンスで
かならず両方を組み合わせます。
リアルを組み合わせたほうが継続率はかならず上がります
そして、参入障壁が作れる。
今日はここまで、
さてもう1人は誰だったでしょうか?
プレゼンターではなくて特別ゲストの
グラミン銀行創設者ムハンマド・ユヌスさんです
これはまたの機会に書きますのでお待ちください。
さあ今日も仕事を楽しみましょう エンジョイ!!