みなさんこんにちは！
ストックビジネスアカデミー事務局の阿佐見です！
12月のストックビジネスアカデミーでは株式会社ガーデン二賀地の田中穂光さんにご出演いただきました。
穏やかで力強い挑戦者！！田中さんとストックビジネスの物語
宮城県仙台市にあるガーデニング企業「株式会社ガーデン二賀地」。
その代表である田中穂光さんは、初対面の印象では優しく物静かで穏やかな雰囲気を漂わせる方です。
しかし、その内面には、どんな困難にも立ち向かうエネルギーと努力家としての強さがあり、そのギャップに
驚きました。
今回は、そんな田中さんが織りなすストックビジネスの物語をご紹介します！
原点と挑戦の始まり
田中さんがこの道に進むきっかけは、家業である造園業。
父親が築いた事業を引き継ぐことになりましたが、若い頃は意見が合わず、次期社長としての立場には葛藤があったそうです。
それでも家業を守る決意を固め、事業を引き継いだわずか9か月後、東日本大震災が発生しました。
震災による被害で赤字経営が続き、会社をどうまわすか、社員をどう支えるか日々の決断が田中さんを鍛えたとのこと、本当に大変だった中、大切なコトと向き合ったのだと感じました。
新たな方向性 「ストックビジネスへの挑戦」
そこから13年、公共工事を中心に行う一方、造園業としての存在意義を問い続けました。
「公共工事がなくなったら自分は何ができるのか。」
そんな時に出会ったのが「ストックビジネスアカデミー」でした。
そこから既存のビジネスモデルにとらわれず、「ストックビジネス」という新たな方向性を見出したのだと嬉しそうに話してくれた田中さん！
ここから第二幕の新しい挑戦がはじまったのだと感じました。
「室内緑化」自然とともに暮らす空間を提供
田中さんが手掛けた室内緑化サービスは、「バイオフィリックデザイン」に基づいているそうです。
これは、自然や生物との調和をテーマにした空間デザイン手法です。
具体的には、観葉植物をレンタルし、定期的にメンテナンスを行う仕組みを構築しました。
このサービスは、数カ月ごとに植物を交換することで常に新鮮な空間を提供します。
「売りっぱなし」ではなくメンテナンスを含めた価値を提供するスタイルが、利用者に安心感を与えています。
（室内緑化の情報）
「カートリッジ式花壇」手間いらずで美しい花壇を実現
さらに革新的なのが「カートリッジ式花壇」です。
このサービスは、花壇の設置から維持管理までの煩わしさを解消する仕組みです。
• 自動で必要最低限の水を供給するシステム
• 季節ごとに交換可能な花壇
この仕組みによって、花を楽しみたいけれど育てる時間や知識がない人々に支持されています。
設置もわずか30分で完了すると聞き驚きました。
お花は嫌いな方はいないとおもいます。ただ、育てるのは手間がかかり難しい。
枯れてしまったら処分もたいへん。そんなお悩みは多いかと私も感じました。
課題と未来への展望
ストックビジネスに向け試行錯誤しながらも何度も本業へにげたくなったと話した田中さん。
なぜここまでできるのか？
田中さんの言葉の中にこんな言葉がありました。
「中途半端でもいいんだ！」
一見マイナスの言葉に聞こえますが違いました。中途半端の先に「つづけてやってみよう」という
強い意志がありました。
中途半端でいいからとにかく続ける。
とにかくあきらめずに続けてきたからこそ、現在のストックビジネスが実在します。
そんな田中さんの姿を見ていると、「挑戦することの大切さ」を改めて感じさせられます。
一歩ずつ着実に進み、新しい道を切り開いている田中さん姿を目の当たりにしました。
また「良いものを作ったら、そこから広げていかなければいけない」という田中さんの言葉には、
挑戦者としての姿勢が表れていました。
物静かで柔和な雰囲気を持ちながら、内に秘めたエネルギーと強い意志で新しい挑戦を続ける姿は、
多くの人の心を動かし、勇気を与えてくれると思います。
そしてお話を聞いていた私自身とても励みになり心打たれました。
「挑戦すること」「諦めないこと」「続けてみること」
決して簡単なことではありません。でも努力して掴むことは自分次第でどうにかなるのだと
強く感じた本当に素晴らしい時間になりました。
田中さん、貴重なお話を本当にありがとうございました。
株式会社ガーデンニ賀地
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