皆さん、こんにちは!SBA運営者の熊谷です。
【今日のストックビジネスの一言】
「定額制が上手くいくコツは状態管理」
SBAの人気企画「共創プログラム(2日間コース)」が無事に終了しました。
一般の方もご参加いただき、大変盛り上がりました。
その後については、報告はまた今度お伝えします。
さて、今日は会員以外の方にもSBAの一部を知っていただくためにストックビジネス成功の仕組みの一つ状態管理が分かる会員限定のレポートについてご紹介します。
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ストック成功のポイントは状態管理だ
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SBA「事例解読レポート」のバックナンバーから、「学習塾業界の破壊者」と塾業界では話題の、リクルート社のグループ企業が展開する動画配信サービス「スタディサプリ」の解読です。
予備校の著名講師と契約し録画した講義をインターネットで配信し、スマホとパソコンを利用して学ぶオンライン予備校サービスです。
当初、講義10回セットで5,000円の配信をスタート、有料受講生は数千人に留まりましたが、翌2013年から5教科8科目の全科目を月額980円で視聴できる形に変更することで、有料受講生は一気に増加しました。
日本国内では学習塾や予備校の市場規模が成長から停滞に移行している中で、いままで需要を取り込めなかった新市場を商品力と価格戦略で生み出した、まさにイノベーションを起こした形になります。
さて本題です。
実に優秀なストックビジネスになっていますが今日はそのポイントからストックビジネスへのヒントをお届けます。
今回の解読からは、あなたがこれから定額制のサービスを考える際に絶対に外せないポイントを見つけることが出来ます。
最近では「定額制」という言い方と「サブスク(サブスクリプションの略)」という言い方が良く使われ混乱を引き起こしているような気がしていますので、あえてこの場では「定額制」は月額で料金をもらう課金制度、「サブスク」は定額制を維持する仕組みと分けて考えたいと思います。
ストックビジネスを構築する際に継続的に価値を提供するサービスであることは必須ですが、「受け手がこのサービスを使うことでどのような状態(感情を抱いているかいるの)かをデータで把握しようとする」ことを「状態管理」といい、サブスクとして成功しているビジネスモデルはこの状態管理から継続率を高めるのが上手いのです。
例えば「スタディサプリ」ならばサービスの受け手は、学生と、購入した親と2つ存在します。
この場合に行う「状態管理」は、利用状況のデータから2つの受け手に対して最も必要とする情報を毎日提供することです。
学習者に対しては視聴データを分析して視聴率が悪かったり、途中離脱が多いようなコンテンツにはすぐに対策を打っていきます。
一方で、親にはお子様の学習状況を見える化して提供するということです。
状態管理のデータを活かせばユニークなサービスを提供していけます。
この「状態管理」から蓄えられるデータ多重活用を続けることで、利用者が継続すればするほど利用者
との感情の距離が縮まり、ますます競争優位になる仕組みとなります。
この流れはストックビジネスが強靭になるシンプルな仕組みです。
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なぜ今、世の中が定額制に走るのか?
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昔の定額制と今のサブスクの違いを一言でいえば、テクノロジーの進化によって状態管理が簡単になったとということ。
あなたは今、サービス革命の中にいます。
ちょっと考えてみてください。
あなたのサービスにも「状態管理」できませんか?
「受け手がこのサービスを使うことでどのような状態(感情を抱いているか)を把握しようとする」
ということを意識することで初めて気づくことが沢山ありませんか?
どうして最近になって急に定額制に注目が集まるのかこれでわかりますね。
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それでは今日も仕事を楽しみましょう エンジョイ(^^♪
ストックビジネスアカデミー
SBA実践会 運営者 熊谷 美威(みのる)でした。
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