テスラは現売上規模でいえば車メーカーに中では
異常ともいえる株価となっていますが、そこで高評価される
理由一つが車業界では不可能だった、ソフトウエア料金の
月額制が実現したことです。
例えばIT業界であれば、マイクロソフトも、日本では
サイボウズもサブスクに移行して業績を上げていますが
車という古い業界に果たして可能なのか?
それを、世界で最初に実現しているからですね。
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トヨタもやってる世界最先端のテスト
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今日は、最近のトヨタの取り組みと比較して、
なぜテスラは一足先に実現できるのか、
を解読してみたいと思います。
参考記事に昨年の「テスラはなぜトヨタを抜いたのか?」
を付けますのでお読みください。
実はあまりニュースになりませんが、自動運転技術では
トヨタも結構頑張っているんですね。
高度運転支援技術の新機能「Advanced Drive」
をLSとMIRAIの2車種に搭載しました。
また、米国Lyftの自動運転部門を今年4月に600億で
買収しています。運転支援がこれからどんどん
高度化していく中でオンラインによる車のソフト
ウエアアップデート機能がいよいよ動き出します。
トヨタは実際に今年7月には初のソフトウエア
更新を行っていますので、確実にこの流れは始まりました。
車がパソコンのように運転支援のソフトウエアを
アップデートさせていくわけです。
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一歩先を行くテスラの強み
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テスラも考え方は同じですが、実現が早い。
実際に私が以前テスラモデルSを試乗した時にも
「自動運転に必要なカメラは搭載されているので
将来ソフトが更新されて自動運転になります」と
聞かされました。(当時はまだ自動運転のソフトは
アメリカでもテスト中でした)
皆さん、ここでは「ストックビジネスの気づき」を
共有する場所ですので、「ストック思考®」でテスラが
先行できる理由を見てみましょう。
続きは来週お伝えします。
次週後編に続く