
ストックビジネスアカデミー熊谷美威です。
ふとしたキッカケで、以前、大竹さんから聞いた
K氏という方の実話を思い出しました。
今から30年近く前・・・
「大竹さん365日休みなしです(笑)」
と嬉々として話すK氏は当時30歳でラーメン店の
店長として大活躍していたといいます。
ただ、K氏の働く会社は超がつくほどのブラック企業。
初の就職先だったこともあり、覚えることも多々あるし、
会社は伸びている。社長はイケイケで憧れを感じるという
環境は、ある意味で、そのブラック度を超える魅力も
あったそうです。
しかし、「ここにいても浮かび上がらない」と、
ふと感じてしまったK氏は、10年間休みなく人生を
捧げてきた会社に辞職願を出すことになります
この実話のポイントは「権利」です。
世の中、10年働けば給与はあがるかもしれませんが、
「権利」は手に入りません。
「若さの特権」ともいえる体力と自由な時間を提供しても
権利は得られず、給与が多少あがる程度。
ずっと同じ場所に居ることに気づいてしまったゆえの
退職の決断でした。
「基本的人権」という言葉は誰しもが学校の授業で
習いますが、日常的に権利というものを実感して
生きている人は少ないでしょう。
ですが、権利というものに無頓着でいる人生の先には
悲しい結果が待っていることを、経営者こそ知って
おくべきなのです。
前途洋々の船出をしたK氏は、どこに向かうのか!?
続きは来週お伝えしたいと思います。
それでは今日も仕事を楽しみましょう エンジョイ(^^♪
ストックビジネスアカデミー
運営者 熊谷 美威(みのる)でした。




