レンタルは面白い!そのコツとは・・・

新型コロナウイルスの情報があふれる中

ビジネススクール時代の友人からの正確な情報に

助かっています。 

 

ピンチは何度となく訪れますが、

かならず乗り越えられるし、

そのあとはより強靭になっている。

毎度のことです。

 

「ピンチは即チャンス」

2020年はそんな年になりそうです。

 

経済が上がり局面でのビジネスもありますが

経験上、かならず下がり局面でのビジネスも作れ

ます。

 

とにかく大切なのは正確な情報ですね。

調子がいい時だけ人間と思われたら、

本当の情報を届けてもらえなくなります。

 

今までの生き方が問われる2020年

今こそ自分のコミュニティを大事にしましょう。

 

 

今日はストックビジネスの基本の一つレンタルのお話です。

 

 

週刊ストックマインドで会員様からの質問に

応える中で、レンタルについて考えてみました。

 

質問は、大阪の石川さん(仮)からです。

「長年宝石にかかわる商売をして知識は身に

ついていますが、独立するなら宝石のレンタル

事業を考えました、可能でしょうか」(注:かなり省略しています)

 

 

ストックビジネスになりえる4つの分野はこれです。

1 貸す(レンタル)

2 認める

3 改善する(学習・成長・治癒・改善)

4 消費・劣化

このフレーズはもういつでも出てきますね。

 

そもそもレンタルは最もストックビジネスにしやすい

王道ビジネスなのですが・・・では、なんでもかんでも

レンタルにできるかと言えばそうじゃないので、ここを

掘ってみました。

 

 

レンタル契約になってる商品というものを考えると

あらゆるものというくらいに世の中には沢山存在し

ます。

 

ただし、本質は同じで自分で所有するよりも経済的に

合理的か、なんらかの理由で所有できないケースに

なります。

 

レンタルには基本3原則があります。

ストック思考の基本なのでいつでも引き出せるように覚え

ておいてください。

 

1つ目 物理的合理性

これは、大きくて運べない、動かせないなどの物理的理由で

所有できない、保管コストもかかるなどの理由で所有するより合理的。

 

2つ目 時間的合理性

これは、利用の頻度が少なくて所有しても合理的ではない

ことから所有を選ばないケースです。

 

3つ目 経済的合理性

これは、購入するコストが高いために所有に二の足を踏むとか

所有したあとに自分自身で維持するための費用や維持管理を

委託するコストを考えると所有することが合理的では無い場合です。

 

もし4つ目があるとすればレンタル以外の選択の余地が

ない場合です。

これは、他に商品を選べない場合におこります。

 

では、今回の宝石はどうでしょうか?

 

まず物理的合理性ですが、宝石は小さい、

保管場所にこまらないので物理的合理性は

あまりなさそうですね。

 

時間的合理性はどうでしょうか?

めったに使わないものかという視点で見ると、

利用シーンでかなり答えが違いますね。

たとえば、結婚式やパーティーでのシーン

ならば頻度も少ないので時間的合理性に

マッチしますが、普段使いならこれはあてはまらない。

 

経済的合理性はどうでしょうか?

本物の宝石は高価ですのでこれは当てはまります。

 

さあ、では宝石のレンタルはできるのでしょうか?

 

そういって、ここで答えを出すのは早すぎます。

 

資金の問題だったありますね、

 

視点を変えてみましょう。

 

レンタルというのは歴史も長いうえに、最近はトレンド

が変わってきています。

 

たとえば、

◇エニカのような高級車のシェアリング型でのレンタル

https://anyca.net/

 

◇マイクローゼットのような普段着レンタル

http://www.my-closet.co.jp/

 

◇ラクサスのような高級バックのレンタル

https://laxus.co/

 

シェアリング型でコストを下げ、保険をかけて

リスクを下げて提供することも可能です。

 

エアクローゼットのようなスタイリストが選ぶように

「誰か」が選んだという付加価値を付ける方法

もあるでしょう。

 

 

私ならばレンタルの三原則を踏まえながらも

これらのトレンドも踏まえて価格設定して

 

ストックビジネスで学んでいる収益ユニット

を作ってみて、できればテストマーケティングで

20人くらいは実際に試してみます。

 

最後に・・・いや、最初かな?

その事業をやる理由が実はもっとも大切なのです

例えばある理由で、在庫を沢山抱えながら

活かしていない人を知っている

 

メーカーの下請けで技術も人材もいる

 

などなど、その人特有の「何故」かがありそれを

活かすからこそ継続率が高くなるのです。

 

 

お話をもどすと

 

レンタルはものすごく多様化していて、

会員制とかリース型とかシェアリング型とか

昔なら提供する側が資産にして貸すだけだったものから

変わってきています。

 

当然ながらお客様の気持ちになればそういう

いろいろなサービスを選べる立場ですから

最後はユーザー目線で決めることが大事ですね

つい、自分のアイデアに溺れる時がありますので(笑)

 

ストック思考はこのような客観的な視点を身に付ける

のにはとてもいい発想法です。

 

無理に考えても出ないときは出ませんから、

もっと普段から自然に意識できるようにする方がいい

 

このブログも、会員限定の週刊ストックマインドも

普段から楽しく触れて、いつのまにか意識できる

ようになるためのものです。

 

 

「大竹さん最近ストック思考になってきました」

という話を聞くことが多くなってきました。

 

 

ストックビジネスの構築研究

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【場所を貸すのもレンタルですね。そんなヒントの動画です。】

YOUTUBE 4分42秒

 



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