私には現役生命延長をコミットする
健康面のメンターが居ます。
枝光聖人トレーナー
そんな彼が経営する心身健康倶楽部が
週刊ポストでトレーニングジム大手3社と
並んで紹介されていました。
規模で比較したらこの扱いはすごいですね。
どんなコンセプトが刺さってここに登場できたのか・・・興味深い。
(先週の枝光トレーナーから)
「大竹さん、100キロはもう大丈夫ですね」
(私)
「本当ですか、たしかにこの間、2日で16時間
立ちっぱなしで講義しても疲れにくくなったんですよ」
私のパーソナルトレーニングも4年目になりました。
70キロが1,2回しか上がらなかった
ベンチプレスも、毎回100キロは行けるように
なって、調子がいいと115キロにチャレンジ
しています。
20代からスポーツクラブ通いは3ヶ月と持たず
のべ5回も入会と退会を繰り返していた私が
ここまで変化できるというのはなにか
凄い価値を感じます。
今日はそんなパーソナルトレーニングジムを
ストック思考で解読してみます。
私が通うパーソナルトレーニングジムの
オーナー枝光氏は、パーソナルトレーナー業界
では草分け的存在です。
ここで質問です。
あなたは、どうしてこんなにマッサージ店が増えたんだろう
と思ったことありませんか
クイックマッサージは10分1,000円が相場で
5-6万店、市場規模は2,300億円。
さて、この業界はリラクゼーションビジネスと
いいますがボディケア、リフレクソロジーとして
2004年ころからブームになり一気に増えました。
クイックマッサージなどのように店舗も小さく
出店コストが低いことから参入障壁も低いので
一気に増え、都心部は競争激化していますね
利用者は7:3の割合いで女性が多いことからも
普及した背景にはPC作業が増えたことや、女性
の働く環境がなどが影響しているといわれています。
どうしてマッサージの話をしたかというと
パーソナルトレーニングの市場や特性を
考えるときに、マシンジムよりも
価格帯も似ていて同じように1対1で
施術するマッサージとの比較すると
気づきが多かったからです。
パーソナルトレーニングもこの1年
くらいで少し流行りだした感がありますが、
マッサージのように一般に普及していません。
なぜでしょうか?
実際にはパーソナルトレーニングは知っていても
経験した人は少ないですね。
だから価格を比較する機会もないし、
比較するとしてもマシン中心の
一般のスポーツジムとの比較に
なりますね。
私はもう3年続けていますが、
感じたことはあえて比較するなら、
「マッサージ」だと思ったわけです。
価格帯も一般のジムよりマッサージに近い
私が注目するのは、
マッサージはマイナスからゼロのビジネス
パーソナルトレーニングはマイナスから
プラスのビジネスということ。
健康な状態から肩こりなど不調になって行き
コリをほぐしてもとに戻すのがマッサージ
治れば通わなくなり、また不調になると来店する
つまり、
もとの状態がゼロ0
こういう場合にお客様が店を再度訪れる指数は
購買頻度で表現します。
ストックビジネスではこのようなモデルを
「改善する」という分野で、よくなって
やめるのを「卒業モデル」といいます。
一方ジムのトレーニングは
続ければ体は改善してよりプラス、つまり初期よりも
筋肉も増え体力も付きより健康体にになっていく
一度改善した体の状態を維持しようと
考えたときに継続するという行為になります。
だからここは購買頻度ではなく継続率。
整理します。
改善に取り組むと、改善することがゴールになり
改善が出来たら終了で、バイバイ。
その時の支払いはスポットになるので
フロービジネスの要素が強くなります。
一方で、
劣化していくものを防ぐには、定期的な
メンテナンスが必要です。
だから定期的に通ってケアをする必要があるの
ですがこれだと出費は固定化されてしますので
出費の負担感が継続率を左右します。
どちらがストック性が高いかといえば
「劣化を防ぐ方」なのでマッサージよりも
トレーニングジムのはずなのですが、
「続かない人」が意外にも多い。
ストックビジネスがなかなか構築できない
続かない壁が存在します。
私が気になっているのはここです。
ここにビジネスヒントがあります。
本来は継続性が生まれやすい分野であり
ストックビジネスの要素が強いはず
なのに・・・なぜかトレーニングが継続しない。
ではどうすれば継続するのか
継続さえすればほぼ100%成果が出るもので
肉体は改善されて、疲れにくくなります。
でもそうなる前になぜか継続できない人が多い。
「パーソナルトレーナー」の価値がここにありそうですね。
四谷心身健康倶楽部のコンセプトにヒントがありそうです。
中高年専門パーソナルトレーニングジムに
通うと「現役生命延長」なのです。
長寿社会、定年後の健康寿命の長さに克服
100年時代の課題にピッタリですね。
そして、マシンではなくパーソナルトレーナー
が現役生命延長にコミットする。
メルマガなので講座のように詳細は書ききれませんが
実はこのコンセプトは私も3年前にストック思考で
アドバイスして出来たものなのです。
普通のジムでは筋肉を付けることやダイエットが
目的になりますが、中高年にとって潜在意識のなかで
ほんとうに長期的に欲しいものは何か?
それを実感しやすいコンセプトはなにか?
ストックビジネスになるということは
定額をもらうことではなくて、そのサービスを
うけている人が毎回、毎月、毎年、
その価値を実感できている状態を作る
ということです。
私は言いました
「この間、2日で16時間立ちっぱなしで
講義しても疲れなくなったんですよ」
この私の実感にヒントがあるのではないでしょうか
あなたのビジネスもストックビジネスになるヒントは
「定額をもらうことではなくて、そのサービスを
うけている人が毎回、毎月、毎年、
その価値を実感できている状態を作る」
ということです。