食材宅配のストック化への流れ【誌上実演】

ストックビジネスを考えるときに、マズローの5段階欲求

の話をするときがあるのですが、衣食住というような

生きるために必要な5段階の底辺はストックビジネスに

なりやすいといいますが、

 

 

この業界こそ成熟市場で伸びないともいわれています。

 

そんな中で、

今年に入り、アマゾン・ジャパンが4月から「アマゾン・

フレッシュ」として生鮮食品のサービスを首都圏の一部で

開始しました。

 

 

8月には米国で有機農作物を始めとする高品質商品の

スーパーの「ホールフーズ・マーケット」を本国アマゾン

が買収して話題となりました。

 

 

そして、この10月には有機農作物販売の宅配事業を

行っている「オイシックス」と「大地を守る会」が経営統合。

 

この会社を研究するとあなたの会社でも使えるヒントが満載です。

ということで、

11月20日配信した「事例解読レポート」は、

オイシックスドット大地 株式会社です

 

オイシックス表紙

 

この解読した内容から

ストックビジネス構築の流れをお見せします。

 

 

有機農作物、日本だけ伸び悩むのはなぜ?

食関連市場は少子高齢化の影響もあり縮小していますが

この宅配分野は堅調に伸びている

二社の合計売上は360億 会員数は18万人を超えます

 

 

ポイントを言いましょう

以外と思われるかもしれませんが、有機農作物は

世界市場では大幅に成長しているのに日本は伸び

悩んでいます。

 

 

日本だけどうして売れないのか?

この現象は日本独特のマーケット構造にあります。

スーパーの有機野菜売り場魅力的ですか?

 

 

そこからストック思考、長期的視点で考えると、

宅配という市場の将来性が見えてきます。

そして自分たちならどうやって対処するのか?

 

 

ネットに強いオイシックス。

歴史がありカタログ通販に強い大地を守る会。

 

視点を変えてみましょう

 

 

「ミールキット」ヒットの理由

 

『日経トレンディ』が毎年主催する今年のヒット番付で

4位に「ミールキット」が選ばれたということもこの業界を

長期的に見る上で重要なカギになります。

 

 

ここ数年の特徴的な動きとして、お買い物に対しての期待感

が変わってきたことを見逃してはいけないと私は考えているの

ですが、買い物に対して「ストレスを感じる」という現象が起き

ています。約半数の人が「買い物は面倒だ」と答えた今年の

アンケート調査がそれを物語っています。

 

有機農作物の宅配というものの本質的な価値はなにか?

世界の有機農作物の成長から考察

有機農作物を購入した方が得る価値とは・・・

[ここがストック思考のカギになります]

 

長期的視点から見たときには何がカギか?

ミールキットのヒットなどから

買い物に対しての価値観が変化してきた

「買い物は面倒だ」

「長寿健康志向は続く」

 

その他にもこの2社の強みは・・・・

「供給の強み 契約農家の数が倍増」

「有機農作物の品揃え」

「ネット通販に強い、独自のレコメンド機能が秀逸」

 

この業界の課題は・・・・

と、

ここまで出てくるとあとは、ターゲットとなる

お客様へのアプローチの仕方をどう変えるのか

が見えてきます。

 

 

Amazonに勝てるといわれるこの会社の事業解読

じつにヒント満載です。

 

 

実にユニークなのは、この会社の事業の作り方がストック思考

にあふれている点です。

オイシックスの高島宏平社長及び同社経営陣は、

「新事業がもたらす未来が『一度知ってしまったら元に戻れない世界』

であれば新事業は成功するという法則」を信じているとコメント。

 

 

今日は、

この誌上でストックビジネス実践会の実演

近い流れを再現してみました。

 

今回の内容についてポイントを音声解説しました、

週刊ストックマインド41号「やめられないビジネスを探せ!」

でお届けします。(12月4日配信)

 

 

あなたの事業の周りを見れば、いつものライバルしか

見えないかもしれませんが、

 

視点を変えてみてください。

隣には新しい流れも見えるはず、

ガイドとなるフレームがあればできます。

 

そして、

自分だけでは見えにくいかもしれないですが、

ストック思考を学んだ仲間が一緒だと

一瞬で視点が変わります。

写真1

(ストックビジネス実践会の様子から)

 

 

経営は、

その事業モデルのコツをつかんだ人が成功するのですが、

そのコツは

 

本質的な価値が見える目利きと、

 

視点を変えて産み出すアプローチです。

 

 

是非、会員コンテンツ「事例解読レポート」と

「週刊ストックマインド」から自社をストック化

する答を得てください。

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