この3日間は本の見本品到着から発売前の出来事で盛り上がりました。
動画 本の見本がが届くの巻
https://www.facebook.com/takanori.miura/videos/1007488402636205/
そして、昨日は朝から連絡が来て驚きました。
「アマゾン売れ筋ランキングが100位を切っていますよー」
ええっ まだ発売前なのにどうしたんだろうとPCを見ると
あれよあれよと順位が上がって行って、午後には総合73位、
ビジネス書で9位、カテゴリーではなんと1位!!
これには本当に驚きました。
いったいどうなっているんだろうと考えていると、連絡が、
どうやら原因は、ビジネス書界のナンバーワンメールマガジン
「ビジネスブックマラソン」で『ストックビジネスの教科書』
が紹介されたことのようです。
アマゾンの対策はまだ考えていなかったのですが、書評を書いて
くださった方がいて想定外の順位UPです。
この書評を書いてくださったビジネスブックマラソンの土井英司氏
はプロですので、書評はさすがだと思いました。
制作家過程でもここは弱いかなと思った部分をズバッと的確に指摘
しています。 さすがです脱帽。
この書評のなかの一文に、私は強く興味をもちました。
【引用】著者は、かつてセコムに勤めており、<「ストックビジネス」とい
う言葉がセコムでは飛び交っていた>と述べていますが、じつはそ
のセコムの創業者、飯田亮さんが「人間はストックで食べると腐る」
と述べたことはご存じないかもしれません。
実は、私はこの話は知りませんでしたが、でもまさにそのとおりだと思います。
ストックはある意味麻薬です。
企業にとってもこれほど確実に収益を期待できる仕組みはない。
軌道に乗れば不労所得になるわけですから
セコムの飯田代表は本質を突いているわけです。
私の所属していたセコムは、他社がやっていないことに果敢にチャレンジ
していた、住宅用ホームセキュリティーはかなりの期間赤字だったが
今では圧倒的なシェアを抑えて柱になっている、そのほかにもロボット
など研究所にはかなりつぎ込んでいた、そしてそれらが10年位かけて
他を圧倒する武器になっている。
飯田代表が言わんとしているのは、ストックに甘んじれば人は働かなくな
り腐る。でもそのストックを持ちながらベンチャースピリットを維持でき
れば最強だということ。
最強の武器ゆえに使い方を間違うなという戒めです。
私は、ベンチャー企業こそストックビジネスを持つべきだと思っている。
ストックがあるからチャレンジできる余力がある。
商品寿命が短い今だからこそ、体力のないベンチャーはストックを
作れなければ5年ももたない。
それに、寿命はますます短くなってきているので、一つのストック
ビジネスで会社が成長できる時代ではない。
連続的にストック事業をつくるノウハウが必要です。
なぜならば、そのストックでさえ決して永遠ではないからです。
ようやく書き上げた「ストックビジネスの教科書」も
いよいよ発売間近、本日10月20日が配本開始日です。
店頭に並ぶのは22日頃だと思います。
ストックビジネスの公式HPも準備完了で発売を待つばかりです