以前、SBA創設者である大竹さんが
「コンサルの賞味期限」という話をしてくれた
ことを思い出しました。
耳ざわりのよい話ではありませんが、
コンサルティングや専門家の方、
かつ40歳過ぎていたら我が事だと思って
聞いてください。
まだ20代、30代の方は、今はピン!とこない
かもしれませんが、AIなどの技術が驚くほどの
スピードで発展するいま。
このお話が役立ったと感じる日は、そう遠くない
かもしれません。
ちなみに私も専門家ですので他人事ではなく、
大竹さんからこの話を聞いたときは愕然としたのを
覚えています。
以下、大竹さんの言葉を引用します。
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私がこのテーマに気づいたのは、今や売れっ子の
コンサルティングをしている方からある相談を
されたことがキッカケでした。
WEBマーケティングを外注していた個人の方が
事情あり仕事が受けられなくなった。
そこで、新たな外注先を探した時に
「絶対に若い子にしたい!」
と思ったそうです。
それは、最新の集客に詳しい人なら若い子だろうっと
自然に感じたからだったといいます。
そこで、フト思ったのが…
自分の専門はマーケティングではないけれど
ノウハウを教えるという意味では、
同じ立場じゃないか?
そう考えると・・・・
果たしてお客様が、私に依頼するのは何歳まで
なんだろう?
もし自分がお客様の立場なら、
50代の人にはあえて頼まないな、
60歳超えてたら絶対に頼まない。
そう考えたら怖くなってきて、
コンサルには賞味期限があるのではないか
(あるに違いない)
ここに確信が湧いて来たそうです。
===============
そこから大竹さんとの議論がはじまりました。
冷静に考えてみると、専門家といっても例えば
弁護士、税理士は若いほうがよいとは思えません。
これは、経験がプラス面にも感じられて、
安心につながるから…という結論になりました。
そう考えると、長年の経験があまり重要視されない
最新ノウハウを教えたり使ったりで成り立つ、
変化の激しいものは若い人が好まれるのでは
ないか…?という傾向がみえてきます。
今回のWEBマーケティングや、今流行のAIなどは
まさに年齢の影響を受けることが明らかですが、
それ以外でも、変化や早い流れがおきている
ビジネスはみな同様の悩みに直面しそうです。
では、これをどう乗り越えていくべきか!?
その答えの一つが、
ストックビジネスのオーナー兼コンサルタントになる!
でした。
そのポイントをまとめると…
・コンサルとストック要素を組合せた
普遍的価値を権利にする
というものでした。
自分自身もITとDXのコンサルタントであり、
年齢によって賞味期限が迫ってくるという
このテーマは、正直気持ちの良い話では
ないことは事実です。
けれども、触れたくないとフタをしてしまって
自分の現実と向き合わなければ、明るい未来は
ありません。
整理すると
経験を普遍的な価値に転換する
↓
その価値を自分の権利として提供する
という流れになります。
これができると、若さに負けず老いが強みと
なるストックビジネスが完成するのです。
今回の内容が皆様の事業のヒントになれば幸いです。
それでは今日も仕事を楽しみましょう エンジョイ(^^♪
ストックビジネスアカデミー
運営者 熊谷 美威(みのる)でした。
SBA実践会https://stock-biz.com/jissen2